今更ながらの後悔先に立たず
土曜日の代替えで今日孫はお休み。
娘もお休み。
みんないるけど何処にも行く予定なし。
片足立ちをやってみた。
数日前にやった時15秒しか出来なかった。
今日1分50秒出来た。進歩だ
私が子供の頃使っていたそろばん
私には一つ上の姉がいます。
背の高さも一緒。歳こそ上ですが勉強以外やる事は私の方が姉より上だと思って居ました。
そんな時にそろばん教室なるものが出来ました。
姉に対して競争意識の強かった私は姉と同じようにそろばん教室に通いました。
姉は間もなく興味を示さなくなりそろばん教室を辞めてしまいました。
この時ばかりは姉に対して優越感を覚えましたね(笑)
一生懸命通って級も取り鼻高々でした(他に姉より上回るものが無かったからね)
その頃まだ元気だった祖母ときっと些細な事だったと思うけど、喧嘩になりました。
理由は覚えていないけど、普段とっても優しい祖母なのにとっても怒っていました。
私はその頃天邪鬼な性格でもあったので、祖母が言うことに、からかう様な事を言ってい
たように思います。
優しい祖母が怒ると言う事は余程の事だと思いますが、私には何でも無い事でした。
怒った祖母がそこにあったそろばんを何かにぶつけたんだと思います。
(私には痛かった記憶が無いので・・・。)
その時に壊れてしまったそろばん。
(埃くらい取ろうよ)
私もビックリしましたが、祖母はもっとビックリしたと思います。。
その頃裕福な家庭では無かったので、タカがそろばんですが、私にとっては贅沢品(別段高価なものでは無いけど)
それを壊したとあって、小学生の私に責められた祖母はほんとに申し訳ないという顔をしていました。
生意気な私は自分の事は棚に上げて可哀想なことにずーっと祖母を攻めていました。
決して祖母の事が嫌いだったわけじゃ無く、逆に両親が働いていて私達姉弟を育ててくれ
た祖母の事はほんとは好きだったのに・・・
あの頃の自分を殴りたい気持ちと小さい体を丸めて「どうしよう・・」と思って居たであろうあの時の祖母の姿が忘れられない。
今の私なら孫に対して「ごめんねでも、あなたも悪いでしょ!」と言うかもしれない、・・きっと言う。
その頃の祖母は勿論そんなこと言うはずも無く小さい体がもっと小さくなる位ショボンとしていました。
その後5年位たって72歳の時祖母は病気で亡くなりました。
その時の私にげんこつの一つもあげたい位です。
天邪鬼で威張っていた自分が今となっては恥ずかしい。
その内に祖母に会えるでしょう・・・
その時「あの時、あんな意地悪いこと言ってゴメンね」と言わなきゃ・・・
祖母はきっと「良いんだよ」と言うでしょう
生きてる時に言わなきゃいけなかった。
このそろばんを見ると必ず思い出す私の忘れられない嫌な思い出です。
応援ありがとうございます♪
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